最近のブログ記事
記事カテゴリ
年月別リンク
最近のコメント
サイトマップ

考える種を蒔く

スタッフブログ | 株式会社それからデザイン sole color design Co., Ltd ホームページ制作、WEBデザインをはじめ、広告制作を行っている「それからデザイン」スタッフによる本音トーク集。

年末年始休業のお知らせ

お取引先各位
拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜わり厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では
12月26日(金)から1月4日(日)まで、年末年始休業とさせていただきます。
1月5日(月)より通常通り営業いたします。
休業中のお問い合わせやご連絡につきましては、
5日(月)以降のご対応となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。
株式会社それからデザイン
 
| お知らせ | - | -

中小企業のブランディングをお引き受けする“5つの条件”

今年もあと残すところ1週間。
クリスマスとは24日なのか、25日なのか、非常に中途半端な雰囲気の25日の朝の電車の白々しい空気感は、けっこう人間臭くて、嫌いじゃないです。

2014年は、多くの新しい出会いに恵まれました。
やはり自分にとってはじめての書籍出版があり、その後、いくつかの雑誌にも掲載していただいたり、それからデザインの活動の中でも、ここまで表に出る活動があった年はなかったので、新鮮な一年だったかな、と。

それからデザインでは、「ブランド戦略型ウェブ制作」をスローガンに掲げており、ウェブ制作を通じて、その企業をブランド化していくことを提案しています。
中小企業のブランディングをお引き受けするにあたり、私はいくつかの決め事を課しています。それを少しご紹介してみたいと思います。生意気な部分も多々あると思いますが、分かりやすくお伝えするため、正直に書いておりますので、そこは何卒ご容赦ください。

(1)その企業、その商品を好きになれるか
私はどんな相談でも引き受けるわけではありません。
ブランディングとは、そもそも、自分自身がその企業、その商品・サービスに共感を持つことから始めます。
「自分だったら、これ欲しくないなぁ」「自分だったら、この会社には頼まないなぁ」と思ったら、企画もアイデアもデザインも何も生まれません。というより、そもそもやる気が湧いてきません。「おー!この会社素敵!」という動機がすべての始まりであり、そこがないままに仕事を受けるとろくな事にならないことも経験してきました(笑)。
ですので、とっても恐縮ですが、すべてのご相談をお引き受けすることはできません。企業ブランディングは、お見合いから。同時に、私の考えや性格などが気に入らない、という方もいらっしゃると思います。ですので、「お見合い」が大切なんです。そこで、「私たち、お付き合いしてみましょうか?」という双方の気持ちの合致が大切だと思っています。

(2)一歩引いて付き合えるかどうか
しかしながら、どっぷりと相思相愛でどろどろの恋愛をするわけにはいかないのです。私はデザイナーとして、ウェブやロゴなどを考える職業人で、依頼主は企業の経営をしたり、PRを担当する職業人です。それぞれにたくさんの仕事を抱えていながら、ブランディングのプロジェクトを進めていく立場になります。
中小企業の経営者には、この感覚が欠落している方が少なからずいらっしゃいます。「自社を特別扱いしてほしい」というコミュニケーションの取り方をしてくる方も多いです。やたらと飲みに誘ってくる方も多いですが、私は漠然としたノミニュケーションよりも、しっかりと準備した会議の方が有効だと考えています。お酒は好きですが(笑)。
お互いを好きになりながらも、ビジネスとしての効率的な関係性を保つための“一定の距離感”は大切だと思っています。
しっかりとお互いの目的を達成した上で、打ち上げでぜひ飲みに行きましょう。

(3)成長意欲があるかどうか
ブランディングは、企業の価値を高めるため、成長させるために行うことです。中小企業の中には、せっかくの素晴らしい特徴を持っていながらも、成長意欲に乏しい会社が多々あります。
競合他社にはないようなコンセプトや技術力を持ちながらも、経営者自身が拡大成長を拒否している場合です。中小企業の中でも、10名以内の零細に近い、小さい会社に多いです。会社をつぶしたくない、受注がほしい、売上を上げたい、とは思っているけど、採用を強化して優秀な社員を増やしたい、という発想にならないケースです。
企業ブランディングは、会社の成長を促進することと切り離せませんので、経営者自身の意欲が欠かせません。

(4)リスクを取ることができるか
ウェブサイトをリニューアルしたい、ウェブからもっと受注を増やしたいと考える経営者は、非常に多くいらっしゃいます。これだけインターネットが普及している世の中ですので、当然でしょう。
しかし、その中で、ウェブというものに「安くできるんでしょ」という感覚を持っている方も、かなり多いという実感があります。もちろん、中小企業には、テレビCMやマスメディアを使った派手な広告を展開するような予算がないので、ウェブに一縷の望みを感じる気持ちもよく理解できます。
しかし、「限られる予算の中で、最大限にウェブを活用してブランディングを進めたい」ということと、「ウェブは安くできるんでしょ」、ということは全く違うので、後者のような感覚の持ち主からのご相談は、お断りしております。
可能性を感じて、多少のリスクを取りながらも勝負できる方と一緒に仕事をしたいと思っています。私たちにとっても、予算の限られた仕事を引き受けることはリスクです。
お互いにリスクを取りながらも、感じる可能性に向かって共に戦えるかどうかを常に見ています。

(5)努力することができるか
企業ブランディングには、時間がかかります。
ウェブを魔法の箱と思っている方が時折いらっしゃいます。公開して3日後に「受注が増えません」という方がいましたが、そういう方ほど、何もかも人任せで努力するという発想がない人です。
ウェブは、他のメディアよりも即時性が高く、成果を急ぐ中小企業向きのブランディングツールではありますが、それでも、「運用努力」は必須です。
経営者自らが発信する努力ができるかどうかは、ブランディングの成否に直結します。
私のできることは、「お膳立て」に過ぎません。それを受けて、市場へ想いを発信し続ける継続性の高い努力ができる会社は、必ずといっていいほど、成果を出しています。


…とまあ、とってもストレートに書いてしまいましたが、そういうことです(笑)。
今年一年、数名の素敵な経営者の方との出会いに恵まれました。感謝、感謝でございます。

今後もより一層の研鑽を積み、信頼していただける仕事をし続けるのみです。
たぶん、今年最後のブログになるかと思いますが、近々このブログもリニューアルして、ブランディングをテーマに定期的な発信をしていきたいと考えております。

みなさま、良いお年をお迎えください!
2014年ありがとうございました。
| 日々の雑談 | - | -

デザインはパソコンの前じゃない、現場で生まれるんだ!

それからデザインが最も大切にしていることは、「直接見て、直接会って、直接話を聞く」ということです。

基本的に弊社では、Webサイト制作において、クライアント様と何度も打ち合わせや取材を重ねて、企画を練り込むことからはじめます。
その分、時間も手間もパワーもかかりますが、クライアントのブランド構築において、外せない大切な工程です。
そんな弊社の活動をWeb Designing 9月号で取り上げて頂いております。
http://book.mynavi.jp/wd/special/sorekaradesign/02.html


デザイナーがクライアントに一度も会わないままに、デザインをつくることなどは、実はこの業界ではよくあることです。なぜなら、Web制作やデザインの業界も御多分にもれず、スピードと効率化と低価格を求められる故、分業化が進み、デザイナーという職種がPCの前に座ってひたすらに作業をする人になってしまうケースがあるからです。

かくいう私も、独立間もない頃は、代理店や制作会社の下請けデザイナーとして、「クライアントの顔を見ないまま、ワイヤーフレームだけを頼りにデザインをする」という仕事をしていたこともあります。
もちろん、間に入ってくれるディレクターがしっかりとコミュニケーションを取れる人なら、その方が専門性を発揮しやすくなる場合もあるでしょう。
しかしながら、これは自分の性格ということでもあるのですが、私の場合は、「クライアントの話を又聞きし、想像しながら仕事をする」ことはストレス以外の何ものでもありませんでした。

私は、デザインという仕事は、クライアントの現在持っている長所と、少し頑張れば手に入る長所を、分かりやすく具現化する仕事だと思っています。
一般的には、上記はアートディレクションの範疇だと思いますが、理想の在り方は、デザイナーがオペレーター化せずに、アートディレクションの能力を兼ね備えることだと思います。
そうすることで、デザイナーとクライアントとの距離も縮まり、より密度の濃い制作が行えるからです。

デザイナーは、他の職業に比べると、長くキャリアを続けることが難しい職種です。「PhotoshopやIllustratorを扱って、デザインを作ることができる」という人材なら、毎年デザイン系の学校を卒業した若い人がどんどん出てきます。
ディレクターの指示通りに、さくさくとページをつくることができるのは、もちろん必要な能力ですが、その仕事はデザイナーではなく、オペレーターというもので、それだけでは長くキャリアを積み上げることが難しいのが現実です。

どうすれば、デザイナーやアートディレクターとしてのキャリアを積めるのか?
それは、クライアントと会って、たくさん話を聞いて、「現場感覚」をどれだけ積むことができるかにかかっていると思います。
そういう仕事に恵まれないのであれば、プライベートな活動などで経験を積むことも大切。たとえば、友達のお店のアートワークや、インディーズ系のミュージシャンのフライヤーやWebなどをやらせてもらうなど。
「直接会ってとことん聞いて、そして依頼者も自分も納得できるものをつくる」ということをたくさんする意外に方法はないと思います。

なぜか最後はキャリアの話になってしまいましたが。
デザインは、いろんな人と出会えて、いろんな人の話が聞けて、とっても楽しい仕事だと思う、という話。
| 日々の雑談 | - | -

夏期休業のお知らせ

お取引先各位

拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は格別のご高配を賜わり厚くお礼申し上げます。
誠に勝手ながら、弊社では
2014年8月13日(水)〜8月17日(日)まで、夏期休業とさせていただきます。
8月18日(月)より通常通り営業いたします。
休業中のお問い合わせやご連絡につきましては、
18日(月)以降のご対応となります。
ご迷惑をおかけいたしますが、よろしくお願い申し上げます。

株式会社それからデザイン
| お知らせ | - | -

ウェブ制作の内部体制への理解の重要性

「コード汚くてもデザインが見えればいいじゃん」への返答
という記事を読み、これは本当に大切な話だと思いました。

ウェブサイトに限らず、あらゆるコンピューター上で見ることが出来るものは、裏側に「コード」というものが書かれているからこそ、目に見えるものになっているわけなのですが、ここを書く仕事をしている人にスポットが当たりにくい傾向があります。

ウェブ業界の場合、デザイナーとは別に「コーダー」という専門職があります。デザイナーは文字通り、デザインをつくる人で、一般的にも認知されやすいのですが、コーダーは、コーディングを担当する人(コードを書く人)、です。一般的には、なかなか知られていません。
たとえば、新人さんがウェブ制作会社に就職したとして、自分の親に「自分の職業はコーダーです」と言っても、なかなか理解されないと思います(笑)。もちろん、人によると思いますが。

弊社の場合は、デザイナーとコーダーは兼務で、明確な分業はしていないのですが、それでもコーディングの品質は重要だと考えていて、様々な努力を日々しています。

たとえば、コードの記述については、弊社ではガイドラインを設定しており、スタッフ全員で共有しています。冒頭で紹介した記事にもあるように、メンテナンス性、アクセシビリティ、SEOの観点から、「コードをキレイに書く」ことはメリットだらけなのですが、クライアントにその部分を説明することはほとんどありません。
本当はしっかりと説明して、デザインなどの目に見える部分ではないところに宿る品質にも理解をいただきたいと思いますが、現実には限られた打ち合わせ時間の中で、なかなかそこに割くことができないのと、かなり専門的な分野になるので、興味関心を持ってもらいにくいこともあります。

たとえば、注文住宅でいえば、断熱性や気密性などは、“目に見えない領域”ですが建築において大変重要なことであるのは一般的にも理解されています。ウェブ制作においてのコードの品質は、それに近い気がします。たいへん重要な性能であるにもかかわらず、話がそこに及びにくいのは、我々ウェブ業界側にも責任がありますが、発注側の理解や知識レベルも上げていかないと、本質的な制作が行えないな、とも感じてます。

もちろん、クライアントがソースコードそのものを理解することは不可能なのですが、少なくともそういう部分にも品質の善し悪しが存在していて、そこに並々ならぬ努力と工数がかかっている、ということを知っていただくことでプロジェクトがスムースにいくことにつながっていくこともあると思うのです。

弊社の場合は、最低限の取り組みとして、コーディングやプログラミングの担当者にも打ち合わせの場に参加してもらい、クライアントへ「この人が裏側のコードを書く仕事をやっている人です」と紹介するようにしています。
大抵の場合、クライアントは「コーディング?」というような顔をしますが、少なくともウェブをつくっているのは、デザイナーだけではなく、複数の人が裏側で自分たちのために頑張ってくれている、という感覚を残すことはできていると思います。
(ウェブサイトの制作体制は、多くのクライアントにとってブラックボックスであり、何人でどのような作業をしているのかはまったく理解されていないケースが多い)
すごく地味な活動ですが、私はけっこう重要だと感じていて、少なからず、発注側であるクライアントにもプロジェクトの責任意識を感じてもらうことにつながっていると感じています。

「裏側の人の存在」を一度感じているクライアントは、自分の好みや感覚だけで、デザインをオーダーしたり、修正したりする前に、「ウェブ制作のプロジェクトメンバーの一員として」一緒に考えてくれるようになるケースが多いです。

一棟の家を建てるのに、設計士や大工や設備工や現場監督などがいるように、ウェブ制作の現場にも、複数の人数が品質を高める努力を結集させている。
まずは、その実態をもっと理解してもらう必要がある気がします。

ウェブ関連の方は、そのあたりどのようにお考えでしょうか?
なかなか難しい問題だと思いますが。
| ホームページ制作の仕事 | - | -