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考える種を蒔く

スタッフブログ | 株式会社それからデザイン sole color design Co., Ltd ホームページ制作、WEBデザインをはじめ、広告制作を行っている「それからデザイン」スタッフによる本音トーク集。
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Webデザインの歴史など

私がWebサイトを仕事としてつくるようになってから、10年以上経ちました。

ウィキペディアによれば、最初のウェブブラウザが登場したのが1991年。
1993年に画像が扱える最初のブラウザ「Mosaic」が登場し、
このMosaicをきっかけとして、ウェブの利用者が激増するようになりました。

1993年と言えば、私が大学に入学した年です。
私は、理工学部数学科、という変わり者が多く集まる学科に、誤って入学し(笑)、
大学1年の時に、FORTRANというコンピュータ言語の授業を受け、
そこで、ソースコードを打って何かを表示したり、動かしたりすることを
初めて体験したのでした。

今では、大学生が自分のパソコンを所有し、インターネットやメールを扱うことは、
至極当然の風景ではありますが、
私の学生時代では、理工学部の学生と言えども、「電子メールのアドレス」は、
学生課に申請をして、面倒な手続きを乗り越えてやっと手に入るものでした。
そう考えると、そこそこ歳を重ねたなぁと思います。。

話は戻りますが、1993年にMosaicが普及し、
「ブラウザでウェブサイトを閲覧する」という行動が、
一気に浸透していき、その2年後には、
Windows95が発売され、Internet Explororというブラウザが、
圧倒的に一般のユーザーにも広まっていきました。

Webデザイン、というものが職業として成立したのが、何年あたりからかは、
ちょっと分からない部分ではありますが、
おそらく、「ウェブサイトをデザインする」ということをやり始めた人は、
Mosaic登場の93年からいたということになると思います。

企業がいわゆる「広告/販促」という用途で、Webサイトをつくりはじめたのは、
90年代後半からで、当時は、目的もあいまいなまま、
「Webサイトを持っていると大企業」というようなイメージのものであったと記憶しています。

現在は、2013年ですので、Webデザインが誕生してからちょうど20年目にあたる年です。
20年ってどういう長さでしょうか?
長いのか短いのか、とても微妙なところだなぁ、と個人的には感じます。

しかし、人間に当てはめれば20歳、成人の年です。
そろそろ物事の善し悪しとか、親に感謝するとか、
悪いことしたら実名公表されちゃうよ、とか、そういう年齢です。
と、同時に、まだまだ自分を探している時代でもあるし、
将来がはっきりと見えていない中で、模索するような青春感もあるでしょう。

逆に考えると、Webデザイナーのキャリア20年、という人はほとんどいないのです。
Mosaicの時代から、Webデザインで飯食ってます、という人に
残念ながら、私も出会ったことはありません。

それなだけに、実力や評価というものがとてもあやふやなまま、
この業界は、毎年ぐらんぐらんと価値観を揺さぶられるようなところがあります。

Webサイトの制作を依頼してくださるクライアント様から、よく
「Webデザインって、いったいどこに依頼すればよいのか、見当がつかなかった」
というようなお話を聞くことがあります。
老舗のWebデザイン会社とか、Webデザイナーの巨匠という存在がいないところが、
まだまだこの業界の日の浅さを感じる部分でもあります。

私自身は、この仕事をやればやるほど、独特な仕事だなぁ、と感じるようになってます。
Webデザインの「デザイン」とは、グラフィックとしてのデザイン、だけではないですし、
マーケティング、ユーザビリティー、データ解析、コンサルテーション、
様々な能力を求められているように思います。

グラフィックが得意だから、Webデザイナーに向いている、
という方程式が成り立つほど、この仕事は単純ではないようです。
バランスのよいオールラウンダー的な能力と興味関心が必要であり、
制作能力とともに、ビジネススキルも併せ持つ人が、今後は強く求められるのだろう、
そして、そうでない人は厳しい立場に置かれるのだろう、と
思っていたりします。

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