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考える種を蒔く

スタッフブログ | 株式会社それからデザイン sole color design Co., Ltd ホームページ制作、WEBデザインをはじめ、広告制作を行っている「それからデザイン」スタッフによる本音トーク集。
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デザインはパソコンの前じゃない、現場で生まれるんだ!

それからデザインが最も大切にしていることは、「直接見て、直接会って、直接話を聞く」ということです。

基本的に弊社では、Webサイト制作において、クライアント様と何度も打ち合わせや取材を重ねて、企画を練り込むことからはじめます。
その分、時間も手間もパワーもかかりますが、クライアントのブランド構築において、外せない大切な工程です。
そんな弊社の活動をWeb Designing 9月号で取り上げて頂いております。
http://book.mynavi.jp/wd/special/sorekaradesign/02.html


デザイナーがクライアントに一度も会わないままに、デザインをつくることなどは、実はこの業界ではよくあることです。なぜなら、Web制作やデザインの業界も御多分にもれず、スピードと効率化と低価格を求められる故、分業化が進み、デザイナーという職種がPCの前に座ってひたすらに作業をする人になってしまうケースがあるからです。

かくいう私も、独立間もない頃は、代理店や制作会社の下請けデザイナーとして、「クライアントの顔を見ないまま、ワイヤーフレームだけを頼りにデザインをする」という仕事をしていたこともあります。
もちろん、間に入ってくれるディレクターがしっかりとコミュニケーションを取れる人なら、その方が専門性を発揮しやすくなる場合もあるでしょう。
しかしながら、これは自分の性格ということでもあるのですが、私の場合は、「クライアントの話を又聞きし、想像しながら仕事をする」ことはストレス以外の何ものでもありませんでした。

私は、デザインという仕事は、クライアントの現在持っている長所と、少し頑張れば手に入る長所を、分かりやすく具現化する仕事だと思っています。
一般的には、上記はアートディレクションの範疇だと思いますが、理想の在り方は、デザイナーがオペレーター化せずに、アートディレクションの能力を兼ね備えることだと思います。
そうすることで、デザイナーとクライアントとの距離も縮まり、より密度の濃い制作が行えるからです。

デザイナーは、他の職業に比べると、長くキャリアを続けることが難しい職種です。「PhotoshopやIllustratorを扱って、デザインを作ることができる」という人材なら、毎年デザイン系の学校を卒業した若い人がどんどん出てきます。
ディレクターの指示通りに、さくさくとページをつくることができるのは、もちろん必要な能力ですが、その仕事はデザイナーではなく、オペレーターというもので、それだけでは長くキャリアを積み上げることが難しいのが現実です。

どうすれば、デザイナーやアートディレクターとしてのキャリアを積めるのか?
それは、クライアントと会って、たくさん話を聞いて、「現場感覚」をどれだけ積むことができるかにかかっていると思います。
そういう仕事に恵まれないのであれば、プライベートな活動などで経験を積むことも大切。たとえば、友達のお店のアートワークや、インディーズ系のミュージシャンのフライヤーやWebなどをやらせてもらうなど。
「直接会ってとことん聞いて、そして依頼者も自分も納得できるものをつくる」ということをたくさんする意外に方法はないと思います。

なぜか最後はキャリアの話になってしまいましたが。
デザインは、いろんな人と出会えて、いろんな人の話が聞けて、とっても楽しい仕事だと思う、という話。
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